テレビで小学校の風景を観た時にふと思い出した『同級生にカツアゲ』されたこと。
小学2年生ぐらいのとき、街の大きな小学校に通っていた私はかなり内気な性格でした。同級生にはジャイ●ンみたいなガキ大将がいて、みんな怖がって言うことを聞いていました。
彼は誰か1人をいじめるというわけではなく、気に入らない人やいじりやすい人をターゲットにしていて、その候補者の1人にいじられやすい私がいました。私は彼に悪口を言われても、叩かれても「痛いじゃーん!やめてよ~!」といつもへらへら笑ってやり過ごしていました。当時は笑っていればいずれ許してくれるだろうと考えていましたが、今思えば逆効果ですよね。でも内気でありながらもどこか負けず嫌いだった私は、泣いたら負けだと思って、泣くことはせず笑ってごまかすという処世術を行っていました。ただ、さすがに犬をつないでおくようなチェーンで殴られた時には痛みで泣きそうになりましたが…!あの時はちょっとたんこぶが出来たぐらいで済んだので良かったです。自分が石頭だということもわかりましたしね(笑)
そんな彼の周りには取り巻きのような人が数人いましたが、特に言うことをよく聞くスネ●みたいな男の子といつも2人で行動していました。
その男の子は、私や他の人がいじられている時、加勢せず手出しすることもなく、ただいつも一緒にいて見ているだけなので、仕方なく彼と一緒にいるだけなんだと思っていました。男の子と直接何か話したりすることはありませんでしたが、その様子から私と同じようにこの男の子も彼を怖がっている人の1人だと思い、警戒することはありませんでした。
ある日のスーパーで彼に話しかけられるまでは、そう思っていました。